オープンソースARクライアント開発環境導入編
先日クライアントソースコード・WebAPIを公開しましたUki2Serverですが、「まずデバッグできる環境を作成して動作・実装を把握しつつ改良・リビルドしてみたい!」という方の為に簡単ではありますがEclipseでの環境構築の仕方を以下に記述致しました。
また、今後不定期ではありますが、ソースコードについての解説も掲載していく予定です。
実施環境
MacOSX 10.6.2
Eclipse3.5
AndroidSDK for MacOSX 2009/12/21 時点
ADT0.9.5
※尚、Eclipseを用いAndroidアプリ開発が可能な環境を構築済みである前提で記述してあります。
ソースコードの取得
・ターミナルウィンドウ(コマンドプロンプト)から下記のように入力しソースコードを取得します。
「trunk」下にディレクトリが「UkiukiView」「OpenAR」の2つが作成されることになります。
mkdir ~/UkiukiView cd ~/UkiukiView svn checkout http://open-ar.googlecode.com/svn/trunk/
「OpenAR」プロジェクトの作成
・Eclipseを起動し、"新規Javaプロジェクトの作成"で"外部ソースからプロジェクトを作成"「OpenAR」のディレクトリを指定します。
・"次へ"を押下し"ライブラリ"タブで"外部JARの追加"からAndroidSDK環境下にある"android.jar"と"maps.jar"を追加します。
この時にJREライブラリは除去します。
「UkiukiView」プロジェクトの作成
・"新規Androidプロジェクトの作成"で"外部ソースからプロジェクトを作成"「UkiukiView」のディレクトリを指定し完了を押下します。
・"パッケージ・エクスプローラ"の「UkiukiView」で右クリックから"プロパティー""Javaのビルドパス"と選択します。
・"ライブラリ"タブで"JARの追加"から「OpenAR」内にある"j_scalc.jar"と"OpenAR.jar"を追加します。
・最後に"GoogleMapsAPIキー"を開発環境に合わせて、"Uki2ServerAPIキー"を開発者毎に書き換えます。
いずれも取得にはGoogleアカウントが必要となります。
下記ファイル中に"replace your api key"の文字列がありますので取得したAPIキーへ置換してください。
GoogleMapsAPIキー:"res/layout/frame.xml"
Uki2ServerAPIキー:"src/Uki2ServerApi.java"