ウェアラブル機器開発の本命、Android Wear登場

2週間近く前にGoogleのSundar Pichai氏がSXSWのイベントでAndroidのウェアラブル機器のSDKをリリースするという話をしていたのですが、宣言通りに開発者向けプレビュー版のSDKが本日公開されました。

公式ブログでのAndroid Wear発表

Android Wear開発者向けサイト

Android Wearとは

Android WearとはAndroid搭載スマートフォンと連携して動作するウェアラブルバイスのことを指すようです。
現段階では腕時計だけが対象のようですが、今後他のウェアラブル機器にも広げていくとのこと。
音声でのテキスト入力、タッチパネルでの操作が可能なようです。
詳細なハードウェア仕様はまだ公開されていません。


恐らく6/25-6/26にサンフランシスコで開催されるGoogle I/O 2014でデバイスがお目見えすることになると思います。


モトローラが夏にAndroid Wear端末Moto 360を発売すると発表しているので恐らくこのモデルがGoogle I/O参加者に配布されることになるのではないかと予想しています。

まずは利用シーンの紹介動画。

開発者向け動画

下の画像は動画から抜き出したものですが、Google Nowで使える機能がほとんど使えるようです。天気予報、経路検索、音声入力でHangoutでテキストチャットもできている模様。








UIの動作イメージはこんな感じです。
画面が小さいので基本操作はスワイプ。音声入力にも対応しています。
Ok google」と話しかけると、そこからアプリとインターネットへの道が開きます。



まずは概要だけお届けしましたが、開発者視点の記事を随時更新していきますのでお楽しみに。



ちなみにシンクロニシティなのかどうかわかりませんが、偶然にも(?)2日ほど前にTizen陣営からもTizen Software Developer Kit for Wearablesというスマートウォッチ向けのSDKがリリースされています。