Android4.4 Kitkat 速報(コンシューマ向けハイライト・後編)

Android 4.4 Kitkatが発表されました。本記事では速報として概要をお届け致します。
※前編に続いて、詳細機能の概要です。

Bluetooth MAPサポート

Android はメッセージアクセスプロファイル(MAP)をサポートしました。このため、Bluetoothが使用可能な自動車と端末との間でメッセージの交換が可能です。

Chromecastサポート

Android端末とChromecastで、お気に入りのエンターテイメントを楽しむことができるようになりました。Netflix, YouTube, Hulu Plus, そして、HDTV上のGoogle Playからです。

Chrome Webビュー

Webコンテンツを含むアプリケーションは、Webコンポーネントを正確かつ素早く描画するためにChromeを使用します。

字幕

Androidは字幕とサブタイトルをサポートします。字幕をONにするには、設定>アクセシビリティ(Settings > Accessibility)へ行き、キャプション(Captions)をONにします。

ビルトインの端末管理

端末を失った場合、Android Device Managerで端末を見つけたり、データをワイプすることができます。

ダウンロードアプリの再デザイン

ダウンロードアプリは再デザインされ、新しいソートのオプションとリストとグリッドビューで表現されたビューから全てダウンロードできるようになりました。

ホームスクリーンのスイッチが容易に

端末のカスタマイズや1つ以上のホームスクリーンの置き換えをインストールしているなら、設定>ホーム(Settings > Home) で容易に切り替えることができます。

Eメールアプリのリフレッシュ

Eメールのアプリは新しい外見を持ち、階層化されたフォルダ、連絡先の写真、そしてよりよいナビゲーションを持つようになりました。

フルスクリーンの壁紙のプレビュー

壁紙は通知トレイやシステムボタンを通じて拡張されます。壁紙を変更した時に、設定前にどのように見えるのかをプレビューすることができます(※現在はNexus5のみ)

HDR+の写真

Nexus5のNDR+モードは、自動的に素早く複数のバースト写真を撮影し、それらを結合することで、ベストな単一の写真を撮影することを可能にします。
昼間であればきれいな影が鮮明に写り、夜であればノイズが少なくシャープな写真になります(※現在はNexus5のみ)

赤外線通信

赤外線通信を持つ端末上で、Android はTVやその他の近くにあるデバイスをリモートコントロールするアプリをサポートします。

位置情報の素早い設定

クイックセッティング中の新しいタイルのどこからえも、位置情報の設定にアクセスできます。

位置情報モードとモニタリング

バッテリーを浪費したくない場合、設定>位置情報(Settings > Location)へ行き、高精度とバッテリーセーブ位置情報モードの間に設定してください。
もう、GPSWi-Fi、モバイルネットワーク設定を変更する必要はありません。
そして、アプリが持つ最近リクエストした位置情報を見るには、設定>位置情報を見てください。

低電力オーディオ再生

Nexus5のAndroid 4.4はより長く音楽を聴くことができます - 最大60時間まで。(※現在はNexus5のみ)

ロックスクリーンからの音楽と動画の検索

ロックスクリーンから音楽またはビデオを特定の位置にジャンプすることができます。再生または一時停止ボタンを長押しすることで、ポイントした場所を選択することができます。

セキュアなアプリのサンドボックス

アプリケーションのサンドボックスは、SE Linux(Security-Enhanced Linux)により強固になりました。

ビルトインの歩数計

Nexus5のMovesのようなフィットネスアプリを使うと、電話が歩数計として動作します。Android 4.4と更新されたハードウェアは、このようなアクティビティでもバッテリーに優しいです。

支払いはタップで、新しい方法を作りました

Android 4.4 では新しくアナウンスした、様々なモバイルキャリア向けにNFCペイメントのアーキテクチャーを公開しました。アプリがクラウドや端末内で支払い情報を管理することができます。
Googleウォレットや他の数百万以上のストアのアプリで、支払いのためにタップを使用することができます。

タッチスクリーンの改善

ソフトウェアの改善とNexus5の新しいハードウェアは、Androidのタッチの応答速度やその他の操作で以前よりもより正確になることを意味します(※現在はNexus5のみ)

Android4.4 Kitkat 速報(コンシューマ向けハイライト・前編)

Android 4.4 Kitkatが発表されました。本記事では速報として概要をお届け致します。

美しい&没入

より磨かれたデザイン、パフォーマンスの改善、新しい機能。

"OK Google"と話すだけ

何をするときにスクリーンにタッチする必要はありません。
ホームスクリーン(※)またはGoogle内で、"OK Google"と話せば、音声検索を起動したり、テキストを送信したり、方向を示したり、音楽を流すことさえできます。
Nexus 5のみ可能


芸術

バイスがロックされている時でも、端末で音楽を聞いている間、あるいは、Chromecast で動画を放映している間、美しいフルスクリーンアルバムや芸術的な動画を見ることができます。
再生、一時停止、特定の瞬間の検索ができます。



没頭する

本を読んでいる、ゲームをプレイしている、映画を見ている−全て新しい没頭モード(immersive mode)がステージ中央を占有します。
これはあなたが見たいものを除いて、全て自動的に隠すものです。
ステータスバーとナビゲーションボタンを裏に持っていくには、スクリーン端をスワイプするだけです。



素早いマルチタスキング

Android 4.4 はメモリの最適化とタッチスクリーンの改善によって、いつでも高いシステムパフォーマンスを提供します。
これにより、以前よりも早く応答し、より正確に応答することができます。
これは、Webを見ているときに音楽を聴いたり、打撃ゲームで競争しても、滞りなく行えることを意味します。

スマート&シンプル

GoogleAndroidのエクスペリエンスの全ての面でよりスマートに改善を行いました。


電話機能

新しい電話アプリは、最もよく話す人々をベースに連絡帳を自動的に優先順位をつけます。
近場の人、ビジネス、連絡帳、Google Appsドメインの人々を検索することができます。




よりスマートな電話ID

連絡帳にない電話番号から呼び出す時、端末はGoogleマップのローカルリストでマッチするかどうかを探します。





全てのメッセージは同じ場所で

あなたの友達がどれほどメッセージを送っても、それを逃しません。
新しいハングアウトアプリにより、、他の会話やビデオ通話と同様に、全てのSMSとMMSメッセージは共に同じアプリで処理されます。
そして、新しいハングアウトは、あなたの居場所やアニメーションGIFを送ることができるようになります。




絵文字がどこでも

いくつかの言葉はあなたの感情を表現することができません。そのときは絵文字です。
絵文字はカラフルな日本の文字で、Googleのキーボードで使用可能になりました。



グラブ&ゴー

新しい機能はあなたが移動している時に役に立ちます。

どこでも、いつでも、印刷できます

写真、ドキュメント、Webページを電話やタブレットから印刷できます。Google Cloud Print、HPのePrintプリンタ、その他、Googleプレイストアのアプリを持つプリンタに接続して印刷することが可能です。







どんなファイルでもピックできます

Quickofficeのようなアプリから、Googleドライブからファイルを開いたり、保存したり、他のクラウドストレージサービス、端末に保存することができます。
そして、最近使用したファイルに素早くアクセスし、送ろうとするファイルを簡単に送ることができます。



どこでもあなたのオフィスになります

ドキュメントの作成や編集、スプレッドシートやプレゼンテーションを電話やタブレットから、新しく再デザインされたQuickofficeで行うことができます。

Google Analytics SDK for Android v2 (β) - 概要

※このエントリは、Google Analytics SDK for Android v2 (Beta) - Overview の翻訳記事です。

Google Analytics SDK for Android は、開発者がアプリからユーザーの活動に関するデータを収集することを容易にします。このドキュメントはSDKの価値の概要と、単一のプロパティIDとEasyTrackerを使用した計測の方法に関するガイドを提供します。

v1.xからのマイグレート? v2を使うために "マイグレーションガイド" をご覧ください。

イントロダクション

Google Analytics SDK for Android は、開発者がアプリからユーザーの活動に関するデータを収集することを容易にします。
開発者は計測のために、Google Analytics のレポートを使用することができます:

  • アプリケーションを使用しているアクティブユーザ数
  • アプリケーションが世界のどこで使用されているか
  • 特定の機能の利用状況
  • アプリ内課金とトランザクション
  • アプリケーションのクラッシュの数とタイプ
  • その他の便利な計測指標

加えて、Google Analytics SDK for Android は、Google Playからインストールされ、アプリ内課金を通じて、販売チャネルの実績をエンド・ツー・エンドの可視化することにより、モバイルマーケティングキャンペーンの実績をモニタするツールを提供します。

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Android Studio Tips and Tricks

※このエントリは Android Studio Tips and Tricks の翻訳記事です。

IntelliJ IDEAに慣れていない場合、Android Studio で共通のタスクをどのように実行するか悩むかもしれません。このページはそれらを手助けするTipsを提供します。
IntelliJ IDEA の完全なユーザードキュメント(上記 Android Studio ベースの)は、IntelliJ IDEA ドキュメントを参照してください。

プロジェクトの構造

Android Studioで新しいプロジェクトを作成する時(またはEclipseからプロジェクトをマイグレートする時)、プロジェクトの構造が以前と違うことに注意してください。図1のように全てのプロジェクトファイル、リソースやマニフェストファイルが src/ ディレクトリの中に入っています。

新しいプロジェクトの構造は、Gradleベースのビルドシステムによります。この構造はビルドプロセスに柔軟性を与え、複数のビルド変数(機能はまだ完全に実装されていません)を許容します。全ては予期した通りに動作しますが、いくつかのファイルは移動しています。主要な点は src/ ディレクトリ下のファイルのみ変更すべきでしょう。Gradleプロジェクト構造の更なる情報については、Gradleプラグインユーザガイドを御覧ください。

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Android Studio - Eclipseからのマイグレーション

※このエントリは、Migrating from Eclipseを翻訳したものです。

もし以前に Eclipse を使って Android の開発を行っていて、Android Studio にマイグレートしたい時、Gradle ビルドファイルを生成するために Eclipse からプロジェクトをエクスポートしなければなりません。その後、Android Studio にインポートすることができます。

Eclipseからのエクスポート

  1. Eclipse ADT プラグインをアップデートします(バージョン22.0以上が必要です)。
  2. Eclipseで、ファイル>エクスポートを選択します。
  3. ウィンドウが表示されたら、Androidを開いて「Gradleビルドファイルの生成」を選択します。
  4. Android Studio用にエクスポートしたいプロジェクトを選択し、Finish をクリックします。
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Getting Started with Android Studio

※本記事は、Android Developer's Site の Getting Started with Android Studioの翻訳記事です。
アーリーアクセスプレビュー

Android StudioIntelliJ IDEA ベースの新しいAndroid開発環境です。Eclipse with the ADTプラグインに似ており、Android Studio は開発及びデバッグ用の統合されたAndroid 開発者ツールを提供します。IntelliJから期待される能力として、Android Studioは以下を提供します:

警告:Android Studio は現在アーリーアクセスプレビューとして使用可能です。いくつかの機能は不完全だったり、未実装だったり、バグに遭遇する可能性があります。完全ではないプロダクトに不便を感じる方は ADTバンドルEclipse with the ADTプラグイン)をダウンロード(または引き続きそちらを使用)してください。

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Amazon In-App Purchasing API - クイックスタートガイド

※本記事は、Amazon Mobile App SDK/In-App Purchasing APIQuick Start Guide の翻訳記事です。

Introduction

In-App Purchase API は、完全な機能を持つAPIセットを提供すると同時に課金プロセスの複雑性をカプセル化するようにデザインされています。APIはアプリ内課金のトランザクションを完了する間、以下のオブジェクトを利用します:

  • Purchasing Manager - APIリクエストを初期化するのに使用します
  • Purchasing Observer - APIレスポンスのコールバックを処理します
  • Response Receiver - Amazonクライアントから Purchasing Observer へのコールバックを補助します
  • Receipt Verification Service - アプリ外でレシートを検証するオプションのサービスです

以下の図は購入シーケンスを含むステップの概要です:

Fig. 1: In-App Purchasing API

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